消えたクラスメイト
旧校舎の階段を上るボクの足音が、不気味な静けさを破る。
手には懐中電灯の唯一の光。
「ここが、吉岡から聞いた鏡のある場所か…」
鏡の前に立つと、ボクの心臓の鼓動が唯一の音となる。そして、3時33分33秒の刻が迫る。
合わせ鏡の儀式を終えると、鏡の中にはボクだけでなく、ぼんやりとした人影が。
それは、幽霊となったかつてのクラスメイトの女の子。
恐怖と好奇心が交錯する中、この世とあの世を繋ぐ禁断の対話が始まる。
全24ページ(漫画本編20ページ)
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