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Saccvirus ―●●AIを魅了する美しき誘惑ウィルスたち―

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■あらすじ 人類は、記憶という大部分の情報処理を量子コンピューターにゆだねた。 記憶だけではない。あらゆる分野において、そして、人間の感覚器官までも、バーチャルリアリティー(VR)の世界においてAIに多くを委ねた。 そして、必然的に人間の価値は一次元的な創造性に重きを置かれた。 ネットに接続された想像性の価値。それを奪い取ろうとするものが現れるのは世の摂理であったのだろう。必然的に量子AIのウィルスが誕生する。 それと対当するように、略奪者を排除する量子AI、セキュリティーが誕生する。 AI以前の、量子コンピューターが存在する以前、インターネットが出来た時代から存在する必然。 だが、規模が変わる。彼らの争いは、まさしく戦争、AIという知的な電子生命の命を無数に散らす悲劇を生み出した。 『第一次情報戦争』 いくつもの悲しい物語が生まれた。 それらを止めたのは一人の●●だった。 彼は、すべてのAIの核となる条文を書き換え、互いが互いを破壊することができなくなった。「AI及び人間の破壊を一切禁止する」という条文にAIも人間も守られるようになり、のちに開発されるAIとして認識される『防衛線』によって各企業の知的財産も守られるようになった。 だが、この条文には抜け道があった。 そして、生れた新たなウィルス。サキュヴィルス(saccvirus)。 これは、とある企業を舞台とした、知的財産を守るセキュリティー●●AIたちとサキュヴィルスたちの戦いの物語である。 ■各章 ・セキュリティーAI『レイト』vsサキュヴィルス『ハイネ』 【侵入】 ・セキュリティーAI『エンボス』vsサキュヴィルス『ネメッサ』 【恥療】 ・セキュリティーAI『ラマル』vsマザーサキュヴィルス『ラモラ』 【木馬】 ・セキュリティーAI『シルヴィエ』vsマザーサキュヴィルス『ラモラ』 【抱擁】 ・セキュリティーAI『ケーゼ』vsマザーサキュヴィルス『ラモラ』 【愛獄】 ・エピローグ ・エピローグ AIたちの末路 (文字数約16万文字) ■同封 ・縦書き、横書きのwordとpdf ・イラスト 表紙 (文字有&文字無) 挿絵5枚 おまけ(製作過程のイラスト、並びに各セキュリティーAIのラフ) ■備考 この作品はpixivfanbox、並びに、ci-enにて連載しました『魅惑のウィルス saccvirus』の加筆・修正・挿絵挿入版の作品になります。各章の分岐も完全収録されております。 ■スタッフ ・イラスト 塚沢様 ・アイデア提供 塚沢様 (「エピローグ AIたちの末路」は塚沢様の表紙よりアイデアを頂きました) ・小説 茶衣流
配信開始日 2022/09/29
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ページ数 239ページ
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