風俗で指名した新人嬢が元同級生だった件について。
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退勤後の帰宅ラッシュの時間。
しがない会社員である俺ことタケオは、最寄り駅とは真反対の街中へと?を運ぶ。
そこは灰色に落ちた空に、ネオンが眩しい風俗街。
俺はまた今日もここで、たまった疲れを人肌で癒してもらい‥‥。
「おおっ?タケさん?こっちこっち?おーい?」
アイツは‥‥俺の?きつけ『ピュアランド』の下っ端店員。
おいおい、風俗街の往来で気易く名前呼んでんじゃねーよ…
俺はこれ以上大声を出されないよう、渋々そいつの傍に駆け寄る。
「おいおい困るって、あんな風に呼ばれたりしたら‥‥」
「本日新しい嬢が入りましてね〜!お安いですよ〜っ!」
聞いちゃいないし。でも、何やら興味深い話が聞こえた気がしたなぁ‥‥
詳しく聞こうとすると、店員は小声で耳打ちしてきた。
「しかも今なら‥‥新人料金で、安めに指名できちゃいますよぉ〜〜‥‥!」
そんなウマい展開があるか‥‥?
そう、心中は半信半疑ながらも、『もし本当だったら』‥‥?
脳内で巨乳美?の裸を想像した俺の股間は、勝手にむくむくと‥‥。
くそ!どうもこういう誘惑には、勝手に一人で堕ちていってしまう‥‥ッ!
「はい、常連のお客様1名ご案内でーす!」
新人さん指名って、当たり外れが結構あるけど、なんだかんだ俺は好きだ。
基本安いし、そんな中で?当たりを引いた時には、もうそれだけで脳が沸騰して‥‥。
「お待たせいたしました〜!ご指名ありがとうございますっ!ゆりです‥‥えっ‥‥?タケ‥‥君?」
「え?」
聞きなれた挨拶とともに目の前に現れたのは同級生のアイドル的存在だった、秋川ゆり。
やべぇ‥‥もしかして俺、 とんでもない大当たりを引いてしまったかもしれない‥‥!
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